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2016-08-30

ヒトが乗らない自動運転車の第1回カーレース「ロボレース」が開催予定。出走予定のクルマはどんなクルマ?

2016年5月に、囲碁ファンの方だけでなく、多くの人が驚かせたニュースが、囲碁の世界のトッププロが、コンピューターに負けたというニュースでした。

人工知能(AI)技術の急速な発達は、すべての産業に及んでいますが、もっともその活用がすすんでいるもののひとつが自動車でしょう。

つい先日、高速道路での自動運転機能を搭載したセレナを発表した日産自動車だけでなく、各国の自動車メーカーが自動運転自動車を開発しています。

そして、ついに人間が運転しない、自動運転車だけのレース「ロボレース」が早ければ今年開催する予定ということですが、そこに出走するクルマが発表されました。なお、レースの正確な日程はまだ未定です。

この自動車の名前の候補は「ディープグリーン」という名前ですが、広く募集中とのことです。

非常に奇抜なデザインが目を引きますが、この自動車のデザイナー、ダニエルサイモン氏によると、ドライバーがいないという特徴を最大限活かしたデザインを心がけたとコメントしています。

このような特徴的なデザインとなったのは、このレースの注目度を高める必要があるからです。

自動運転車へ自動車メーカーは注力しているものの、ロボレースに参加しようというレーシングチームや、レースへのスポンサーで有名なVirginやレッドブルのようなスポンサーとなる企業があらわれていません。そのため、注目度を高める必要があるのです。

また、カーレースのファンは、ドライバーにファンがつきます。有名なレーサーのアイルトンセナの熱狂的なファンという方もいるでしょうが、自動運転車には当然ながらレーサーは乗りません。

そのため、出走するクルマそのものに注目してもらう必要があります。

さて、この自動車ですが、時速300kmで走ります。

運転をつかさどる人工知能は、NVIDIA社のDRIVE PX2というスーパーコンピューターを搭載しています。この人工知能は弁当箱程度の大きさですが、1秒間に24兆通りというタスクをこなす性能です。

レース用のクルマのためには、小さなボディと高い性能が必要ですがその両方を実現したものと言えるでしょう。

レースの鍵を握るのは、走行性能よりも、人工知能の性能なのです。

スポンサー集めや、何チームが参加できるのか。というところに課題があり、レースの実現可能性に不透明なところはあるものの、レースの開催が待ち遠しいですね。

https://blogs.nvidia.com/blog/2016/04/05/roborace/

http://www.theverge.com/2016/3/30/11325592/roborace-driverless-racing-first-photos-custom-cars

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