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2016-09-08

燃費がいいからハイブリッドカーを選ぶ?経済的にはナンセンスという調査結果

日本人はとにかく燃費のいい車が大好き、自動車メーカー各社も熾烈な技術競争を行い、燃費効率の改善に日々努力し、自動車を販売、宣伝するときは多くの場合、燃費の良さを売り文句にしています。

そのような消費者のし好のためか、人気のクルマといえば、アクア、プリウス、フィット。とハイブリッドカーが目立ちます。減税の恩恵を受けられるということも要因のひとつではあるのでしょうが。

トヨタ・プリウス
トヨタ・プリウス

確かに、ハイブリッドカーの代名詞的なクルマであるトヨタのプリウスは、燃費性能が40km/l(JCO8)という圧倒的な燃費効率で、人気が出るのはわかります。

しかし、そうかといって、ハイブリッドカーが経済的に優れていると言えるのでしょうか?環境性能はすぐれているとはいえ、多くの人は経済性を優先してハイブリッドカーを買っていると思います。

もしも、ガソリン車のほうがハイブリッドカーよりも経済的に優れているということであれば、購入する動機も低くなるのではないでしょうか?

最近、調査が行われ、実はハイブリッドカーは経済的に優れているわけではない。ということ調査結果が発表されました。

最近は、ガソリン価格が歴史的にも低い水準にあり、そのため、ガソリン車のほうがハイブリッド車に比べて、経済性は高まっています。

過去5年間のレギュラーガソリン価格の推移
過去5年間のレギュラーガソリン価格の推移
出典 : e-nenpi.com

このことも反映したためか、巨大な自動車市場のアメリカでは、ハイブリッドカーの売れ行きが昨年以来悪くなってきています。

アメリカの自動車調査会社は、アウディ Q5 ハイブリッド、フォード フュージョンハイブリッド、 Lexus CT 200h, Lexus ES 300h, リンカーン MKZ ハイブリッド, トヨタアバロンハイブリッドそしてトヨタプリウスCについて、同程度の走行性能のガソリン車との経済効率性について比較調査を行いました。

それによると、全車種で、2014年と比較して32%、2012年と比較すると42%も経済効率性という意味では、ガソリン車に負けているという結果がでました。

ガソリン価格の下落も影響していますが、ガソリン車の燃費効率も向上していることが原因として挙げられています。

こうしたこともあり、アメリカ市場で、トヨタプリウスは今年26%も販売台数が減少しています。

アメリカ市場は日本の自動車メーカーにとって、文字通りドル箱となっていますし、日本の自動車メーカーが強みとするハイブリッドカーの販売不振は気になるところですね。

出典:http://www.autoblog.com/2016/08/25/hybrid-car-financial-sense-study/

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