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2016-09-09

自動運転車は歩行者や他のクルマにどのように合図を出すの?人工知能が絵文字で出すかも。

次の時代に向けて、現在、多くの自動車メーカーが開発競争を繰り広げているのが、ひとつは電気自動車や燃料電池車といった動力源に関する技術、そしてもうひとつが自動運転に見られる人工知能と自動車の融合技術です。

人工知能は自動運転技術に注目が行きがちですが、コミュニケーションに焦点をあてた技術も見逃せません。考えてみると、自動運転車は、クラクション、ウインカー、そして時には手招き。といったドライバーがやってきたコミュニケーションをどのようにするのでしょうか?

今回は、自動車に搭載された人工知能が、周囲の歩行者や他の自動車とコミュニケーションをするという研究中の技術についてご紹介します。

絵文字は海外でも”emoji”として定着していますが、人工知能が絵文字を出すことで、他車や歩行者とのコミュニケーションをする仕組みとなっています。

絵文字でコミュニケーション
絵文字でコミュニケーション

人工知能の特徴として、人工知能が自発的に学習していくディープラーニングがあげられますが、この技術は自動車に搭載された人工知能がどの絵文字を表示するのが適切かということを学び、実際に表示していくという技術です。

アメリカの自動車ベンチャー、drive.aiが研究中です。

車を運転中にはあまり意識しませんが、実は運転中にドライバーは、歩行者と手振りやクラクションとコミュニケーションをとる機会が多いですよね。

一番わかりやすい例が、歩行者にクラクションを鳴らして注意を促すことですが、たとえば、停車中に前を横切るかどうか迷っている歩行者に、横切るように手でうながしたり、道を譲ってもらった他の車に、手振りで感謝の気持ちを示したりしますよね。

ところが、歩行者や他の自動車からすれば、言葉をかわさないので、ドライバーが何を考えているかわかりにくいということはよく経験することでしょう。

その代わりに、絵文字サインによって、運転を担っている自動運転車の人工知能の意志を伝えようというのが、この技術です。

自動運転になったら、運転を担うのは人間ではなくて自動車の人工知能です。車の周囲の歩行者や他の自動車の運転者はもちろん、人工知能に運転を任せている車の所有者も車の人工知能が何を考えているかわからないでしょう。

それを解決するのがこの技術というわけです。また、クラクションを鳴らすのも人工知能が状況に応じて行います。

この絵文字表示機能とクラクションを鳴らす機能は、自動運転車ならどの車にも搭載できるように、外付けのオプションとなるようにキットが開発中とのことです。

自動運転車は、その機能が搭載された日産セレナが発売されたり、完全自動運転のタクシーサービスがはじまったりと、最近急速に発展している技術ですが、歩行者や他の自動車とのコミュニケーションについての機能についてはほとんど聞いたことがありません。

まだ研究がはじまったばかりの技術ですが、安全確保のためにも非常に重要な技術と言えるのではないでしょうか?

出典:http://www.theverge.com/2016/8/30/12700290/drive-ai-autonomous-car-human-robot-interface

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