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2016-10-13

ドイツ、オランダでガソリン・ディーゼルエンジン車が数年後に禁止か

先日開催されたパリモーターショーではヨーロッパの自動車メーカーからは電気自動車の発表が目白押しでしたが、それには背景があります。

ヨーロッパでは大気汚染が惨いところがあり、環境規制がもともと厳しいのですが、ドイツ、オランダで、ガソリンやエンジンを燃料とする従来型の内燃機関エンジン車を禁止する法案が提出されようとしています。

メルセデスベンツの電気自動車ブランド「ジェネレーションEQ」
メルセデスベンツの電気自動車ブランド「ジェネレーションEQ」

ドイツでの報道によると、2030年までにガソリン、ディーゼルを燃料とした内燃機関エンジン車を完全に禁止するという法案が、2大政党から支持されており、

ドイツの政治家は、EUにも排気ガス出さない自動車だけを登録できる自動車とするように働きかけているということです。

この法案の主導者である、ドイツの政党緑の党の国会議員は、次のようにコメントしています。

「地球温暖化ガスを抑制しようというパリ協定(COP21:気候変動枠組条約第21回 締約国会議)を真剣に考えるのであれば、2030年以降に内燃機関エンジン車が認められるべきではない」

オランダもガソリン・ディーゼル車を2025年までに禁止か

オランダ
オランダ

ドイツと同様の動きは、ドイツの隣国、オランダでも起きており、やはり、ガソリン・ディーゼルエンジン車の販売を2025年までに禁止するという法案が提出され、法律化の見込みとなっています。

この法案を主導している政治家は、法律化することによって、電気自動車の普及がいっそうすすみ、EVの値段も下がるだろうと指摘しています。

先月発表された、ヨーロッパの研究機関による報告書によると、COP21で設定された目標を達成のためには、2035年までにガソリンやディーゼル車の販売が停止されなければならないという調査結果が発表されています。

こうしたことを受けて、フォルクスワーゲンは、2025年までに30車種以上の電気自動車を販売し、世界販売台数の25%を占めるようにするとの計画を発表しています。

同じくメルセデスベンツも2025年までに、総販売台数の15-25%を電気自動車にするという計画です。

ドイツやオランダといったEUの有力国でガソリン・ディーゼル車が禁止されるということになると、他のEU諸国でも同様の動きが出てくるかもしれませんね。

いずれにせよ、今後10年間で、電気自動車はいっそう普及していると予測されます。

出典:http://www.yaleclimateconnections.org/2016/08/netherlands-moving-to-ban-diesel-and-gas-cars/
http://www.motortrend.com/news/germany-proposes-banning-internal-combustion-cars-2030/

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