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2016-11-21

アメリカで洗車機によってブレーキが誤作動、自動運転の思わぬ欠点とは?

以前、Driversの記事で紹介しましたが、自動運転で縦列駐車をしたり、赤信号や歩行者の姿を判断しながら走る技術はすでに、実現可能なものになりつつあります。しかし、完全自動運転が実用化されるまでにはまだまだ時間がかかるのではないでしょうか?なぜなら、ドライバーの運転の補助を果たすはずの半自動運転でさえ、正しく動作しないことがあるからです。

自動ブレーキセンサーに思わぬ落とし穴が...
自動ブレーキセンサーに思わぬ落とし穴が...

アメリカの自動車販売サイトBestRide.comは、アメリカでの販売されている半自動運転の車のうち、14つのメーカーの車が、自動洗車機を利用中に正しく動作しないということを報告しています。アメリカでは、日本の自動洗車機とは違い、自動車が洗車機の中を走行し、洗車することが一般的です。

上はアメリカの一般的な自動洗車機

しかし、自動ブレーキセンサーが装備された自動車でこの中に入ると、センサーが洗車用のカーテンを壁と認識し、壁との衝突を防ぐため、自動でブレーキをかけてしまいます。すると、自動洗車機のなかで車が立ち往生してしまうのです。

2016年11月14日現在、このトラブルが確認されているメーカーは、アキュラ、BMW、クライスラー、ダッジ、フィアット、ジープ、レクサス、メルセデス・ベンツ、RAM、ランドローバー、スバル、テスラ、トヨタ、ボルボです。日本車ではこのような現象は確認されていません。

BestRide.comの編集長を務めるクレイグ・フィッツジェラルド氏は、「2020年までに、自動ブレーキの機能や衝突を検知する機能などが、ほとんどの車に装備されるようになる」「消費者は普段何気なく利用しているこれらの機能が予想もしない動作をするということを知ってから、自動洗車機を利用して欲しい」とコメントしています。

自動運転は事故を防ぐ大きな手助けとなりますが、まだ現段階の技術では誤作動を起こす場合があります。ドライバーは、自動運転の技術を過信しすぎないほうがよいのかもしれませんね。

http://www.forbes.com/sites/jimgorzelany/2016/10/25/auto-braking-systems-are-being-confounded-by-car-washes/#16063c2e1450

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