toggle
2016-07-05

超低床プラットフォームの効果とは? ホンダの上級ミニバン、オデッセイ

ホンダのオデッセイは、1994年に初代が発売された上級ミニバンです。

それまでホンダはセダンやクーペ以外の車種、特にRV車の展開について他の自動車メーカーに遅れをとっていましたが、オデッセイの発売で一気に巻き返しました。

オデッセイは、幾度ものモデルチェンジを経て、現在は2013年に発売を開始した5代目モデルとなっていますが、ホンダの基幹車種といえる存在のクルマです。

超低床プラットフォームの3つの効果

超低床プラットフォーム
超低床プラットフォーム
出典 : themotor.jp

オデッセイの最大の特徴、それは非常に低い地上高です。最低地上高は15 ㎝で、これは2003年から導入されたプラットフォームにより実現しました。

この超低床プラットフォームには3つの効果があります。

1つ目の効果は、室内空間が拡大したことです。天井だけでなく、床も低くしたことで、室内の広さは長さ2935mm,幅1625mmそして高さが1325mmとなっています。

これは、フロア下の燃料タンクや排気系を極限まで薄くしたことで実現しました。天井を上げただけでなく、床面も下げられたことで、ゆとりある広さを感じることができます。

2つ目の効果は、乗り降りのしやすさです。オデッセイに乗るときのステップは30cmとお年寄りにも子供にも乗りやすい高さです。また、ドアはパワースライドとなっており、ハンドル操作も軽い力で行えることから、いっそう乗り降りしやすいものとなっています。

そして、3つ目の効果は、低重心化することで走行性能が向上していることです。

走行性能とインテリアについては、これからさらにくわしく説明していきます。

動力はモーターが中心、驚異の燃費のハイブリッドシステム

オデッセイはガソリン車もありますが、持ち味を発揮するのはハイブリッド車です。

オデッセイに搭載されているハイブリッドシステムはi-MMDという名前で、エンジンは主に発電に使われ、走行中の大半はモーターで走行するという仕組みとなっています。

そのため、燃費は26km/l(JCO8)をという高い燃費性能を実現していますが、モーターの走行性能もこれまでホンダが発売してきたV6 3.0リッターエンジンの自動車よりもすぐれたものとなっています。

ホンダのV6 3.0リッターエンジンは、最高出力107kW,最大トルク175Nmでした。それに対し、オデッセイのハイブリッドシステム、i-MMDは最高出力135kW、最大トルク315Nmという出力となっています。

また、モーターで走行する場合も、エンジンで発電しながら走るハイブリッドモードとバッテリーに蓄えられた電気だけで走るEVモードがあり、静かに走りたいときには、運転席にあるスイッチひとつで、この2つのモードを切り替えられます。

超低床がうみだした上質なゆとりある空間

オデッセイの室内空間
オデッセイの室内空間

先ほど述べたように、オデッセイの特徴はプラットフォームの工夫による超低床で、非常に広いゆとりある空間となっていますが、その空間を際立たせる装備が実装されています。

超低床を活かしたインテリアの特徴としては、最後部のらげっじスペースがあります。低床で荷物の出し入れがしやすいのはもちろんですが、3列目のシートは、簡単な操作で床下に収納でき、すぐに広いラゲッジスペースに早変わりします。

オデッセイには7人乗りと8人乗りがありますが、いずれも多彩なシートアレンジが可能です。

また、天井の高さが生み出すゆとりある空間を実感できる装備として、2列目シートはオットマン(足置き)がついた、ロングスライドもできるプレミアムクレードルシートとなっています。(7人乗りのみの仕様)

2列目シートはオットマン付き
2列目シートはオットマン付き

まとめ

上級ミニバンはライバル車種も多く、それぞれ各自動車メーカーの看板車種となっているクルマが多いですが、その中でもオデッセイが支持され続ける理由は、開発当初のコンセプト「クリエイティブムーバー(生活創造車)」が現在も脈々と受け継がれているからでしょう。

超低床プラットフォームとハイブリッドがもたらす走行性とゆとりある広い空間の両立をお楽しみください。

オデッセイの中古車 
関連記事

    関連記事はありません