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2016-12-09

トヨタが米でカーシェアサービスを新たに開始。鍵となる技術は?そのねらいとは?

トヨタがアメリカのサンフランシスコでカーシェアサービスを開始すると発表しました。

これまでもカーシェアリングはありましたが、今回立ち上げられるカーシェアリングサービスの鍵となる技術は、物理的な車のキーではなく、スマホのアプリを通してドアの開け閉めができるという技術です。

従来のカーシェアリングでは、車の貸し借りを行う際に、コンソールボックス内に鍵を置くなどして受け渡しが行われていましたが、セキュリティの脆弱さに課題がありました。

この課題の解決のために、スマートキーボックスという仕組みが開発されました。これは端末を車内に設置し、スマホのアプリで受信した暗号コードによりドアの開閉を行うという仕組みです。

この事業を開始するにあたり、提携したのがアメリカで個人間カーシェアリングを展開するGetaround社という会社です。

Getaround社の個人間カーシェアリングの仕組み

トヨタが提携したGetaround社とは

トヨタがカーシェアリングサービスを立ち上げるにあたり、提携した企業がアメリカ・サンフランシスコで個人間カーシェアリングサービスを展開するGetaround社です。

同社が提供する個人間カーシェアリングサービスとは、車の所有者がクルマを同社のサイトに登録し、そのクルマを使っていないときに他の人に貸し出すことによって収入が得られるという仕組みです。

Airbnbといった民泊仲介サービスを通して、日本でも個人の家を旅行者に貸し出す民泊が定着しつつありますが、あれのクルマ版を展開する企業と考えればわかりやすいでしょう。

上の動画でご紹介していますが、Getaroundで車を借りる人は、スマートフォンアプリを通して、車のドアの開け閉めを行えたり、予約したり、レンタル料の支払いができる仕組みとなっています。

トヨタがカーシェアリングサービスを新規に立ち上げる狙いとは

自動車メーカーとカーシェアリングサービスを展開する企業との提携はこれが初めてではなく、すでに、GMやフォルクスワーゲン、テスラモーターズも同様のことは行っています。

各自動車メーカーは、所有されてはいるが、実際にはあまり使われていないクルマが世の中にはたくさん存在することを承知しており、自動車の販売台数を伸ばすことだけを追求することには限界を感じているようです。

そこで、このようなあまり稼働していないクルマに目を付けて、新たな収益源を探っています。

トヨタは、今後もIT企業も含めて多様な企業との協業をすすめ、このカーシェアリングサービスがうまくいけば、スマホアプリを通してドアの開閉を行うという技術を使って日本で無人レンタカーサービスを立ち上げることも検討している。とコメントしています。

自動車のインターネットとのつながりは最近急激に進んでいますね。

出典:http://www.motortrend.com/news/toyotas-car-sharing-program-lets-users-unlock-cars-via-smartphones/

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