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2016-11-22

1990年代に愛されたABCトリオたちを振り返る!現在の中古車価格はいくら!?

みなさんは軽自動車にどんなイメージを持っていますか? 維持費が安く、コンパクトで運転がしやすいなどの実用性の高さについてイメージした方が多いのではないでしょうか?
しかし、本日紹介する軽スポーツカーは、一般的な軽自動車のイメージとは大きくかけ離れています。

平成ABCトリオ
平成ABCトリオ

1980年代から、1990年代にかけて発売されていた軽スポーツカーは、実用性よりも走行性能にこだわり開発されていました。なぜなら、当時の日本はバブルを迎え、実用性の高い車よりも、スポーツカーなどの走行性能にこだわった趣味性が高い車が流行していたからです。

軽スポーツカーは、スポーツカーにパワーでは負けてしまうものの、車体の軽さを活かした走りは、スポーツカーにはない乗り味があり、スポーツカーを高くて購入できないという、当時の若者を中心に支持されていました。

今回の記事では、そんな軽スポーツカーの中でも、平成ABCトリオと呼ばれた、マツダ「オートザムAZ-1」、ホンダ「ビート」、スズキ「カプチーノ」の現在の中古車価格について、まとめてみました。

マツダ「オートザムAZ-1」

マツダ「オートザムAZ-1」
マツダ「オートザムAZ-1」

最初に紹介するのは、平成ABCトリオのAに当たる、マツダ「オートザムAZ-1」。こちらは、今はなきマツダの販売系列オートザムから、1992年に発売された車です。

オートザムAZ-1の特長は何と言ってもガルウィング。扉が上部まで開くのが斬新ですよね。軽自動車でガルウィングを備えているのは、2016年現在でも、オートザムAZ-1だけです。

オートザムAZ-1のガルウィング
オートザムAZ-1のガルウィング
出典 : www.asahi.com

オートザムAZ-1は走行性能も高いです。エンジンは、スズキが開発したF6A型直3DOHCターボを装備しており、最高時速は約180km/h近く出すことができました。

また、エンジンが車体の中央近くに装備されている「ミッドシップ・レイアウト」を採用されており、高い操作性を実現。それに加え、ステアリングのロックトゥロック(ハンドルを片側一杯に切ってから、もう片方の側まで切るまでの回転数)が一般的な車が3回転以上に対し、2.2回転であり、ハンドリングが機敏で鋭く、「究極のハンドリングマシーン」と呼ばれていました。

当時の新車価格は約約150万円。現在の中古車相場は、車選び.comでは、約114.3万円※1です。一番安いもので、約69.8万円※1です。1992年から1994年の2年間で生産されたため、総生産数は4,392台と希少価値が高く、発売から20年以上経過した車にしては、やや高めの価格になっています。しかし、ガルウィングの軽自動車が、今後発売される可能性を考えると、決して高くない価格だと感じるのは、私だけでしょうか?

※1 2016年現在11月10日現在「車選び.com」に掲載されている全車両の小売価格・支払総額を元に算出しています。

マツダ「オートザムAZ-1」の中古車はこちら

ホンダ「ビート」

ホンダ「ビート」
ホンダ「ビート」

次に紹介するのは、平成ABCトリオのBに当たる、ホンダ「ビート」。こちらは、1991年から1998年の間に生産されたオープンカーです。発売当初、世界で初めての「ミッドシップフルオープンモノコックボディ」の車として注目を浴びました。「ミッドシップフルオープンモノコックボディ」とは、「ミッドシップ・レイアウト」で、「モノコック・ボディ(車体のフレームとボディを一体化させたもの)」を持つオープンカーという意味です。ボディ剛性が強く、車体が760kgと軽量化されています。

車体が軽量化されているので、ハンドリングの反応が抜群!また、ビートのサスペンションには、タイヤひとつひとつの動きが独立している「4輪ストラット式独立懸架」が採用されており、峠などを走る際に、高い操作性を発揮します。

峠を走るビート
峠を走るビート

走りを支えるのは、E07Aエンジン。こちらのエンジンは自然吸気(NA)にも関わらず、軽自動車の自主規制に達する64PSを8,100rpmで発生します。またレッドゾーンで8,500rpmまで、回転数を上げることができ、マツダ「オートザムAZ-1」とスズキ「カプチーノ」の64PS/6,500rpmと比べると、回転数の上限が大きいことが分かります。そのため、エンジンの吹け上がりが良く、それほど速度を出さなくても、アクセルを踏み込んで加速をする感覚を味わうことができます。

ビートの当時の新車価格は約145万円。中古車相場は、車選び.comでは60.8万円 ※1で、一番安いもので、約24.8万円 ※1となっております。お手頃な価格で購入できるオープンカーとして、中古車のなかでも人気の高い車種となっています。これから寒い季節になりますが、ヒーターを付けて、風を感じながら走るものも、爽快感があって気持ち良いですよ!

※1 2016年現在11月10日現在「車選び.com」に掲載されている全車両の小売価格・支払総額を元に算出しています。

ホンダ「ビート」の中古車はこちら

スズキ「カプチーノ」

スズキ「カプチーノ」
スズキ「カプチーノ」

最後に紹介するのが、平成ABCトリオのCに当たる、スズキ「カプチーノ」こちらは、1991年から1998年まで生産されました。

カプチーノの特長は、加速力とステアリングの操作性の両方を兼ね備えているというとこる。エンジンはオートザムAZ-1と同じもので、ターボで加速します。最高時速は約170km/hほど。また、軽自動車として初めてFR駆動が採用され、前後のバランスがほぼ50:50となっています。また、車重が700kgとABCトリオの中で最も軽いため、コーナーの走行では、鋭いハンドリング性能を発揮します。

コーナーを曲がる、スズキ「カプチーノ」
コーナーを曲がる、スズキ「カプチーノ」

カプチーノは、上級者向けの車と言われています。その理由は、アクセルを踏み込みすぎると、簡単に横滑りをしてしまうからです。カプチーノの走行性能を引き出すには、高度な運転テクニックが必要になります。しかし、その一方でドライバーを育てる車とも言われており、ブレーキのタイミング、カーブへの侵入の仕方などを体感的に学ぶことが出来ます。

そんなカプチーノの当時の新車価格は約146万円。中古車相場は、車選び.comでは、約68.6万円 ※1です。一番安いもので約19.9万円で購入することができます。こちらもビートと同じく、購入しやすい価格となっています。もし、運転に自信があるのなら、ぜひ、カプチーノでその腕前を試してみてはいかがでしょうか?

※1 2016年現在11月10日現在「車選び.com」に掲載されている全車両の小売価格・支払総額を元に算出しています。

スズキ「カプチーノ」の中古車はこちら

ここまで、平成ABCトリオの中古車を紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?発売から20年以上の時を経ていることもあり、意外と手に入りやすい価格で販売されていることがお分かりいただけたと思います。もし、みなさんが普段乗っている車以外に、もう一台、趣味の車が欲しいと思っているなら、ぜひ、平成ABCトリオの購入を検討してみてはいかがでしょうか?

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