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2017-01-05

米、2023年までにすべての車にV2Vシステム(車間通信システム)の搭載を義務化へ

米国交通安全評議会は、2023年までに、アメリカで販売される自動車について、V2Vシステムを搭載することを義務付ける方針を固めました。

V2Vシステムとは、走行中の車同士がお互いに通信する機能のことです。走行中の自動車同士が相互に通信しあうことで、交通事故を減少させることが目的です。また、自動車と信号や交差点などの交通インフラ間の通信システムも装備されることも検討されています。

フォードのV2Vシステム。自動車同士の衝突を避けるデモ動画

2019年までに規制化することを目指しているとのことです。

アメリカの交通当局の調査によると、こうしたV2VシステムとV2Iシステム(自動車と交通インフラ間の通信システム)が整備されると、交差点での事故などの交通事故が80%まで減少し、二酸化炭素の排出量の削減にもつながるとのことです。

アメリカでは年間340万人が交通事故にあい、1090億ドルの被害金額になっているとのことですので、この規制の効果は非常に期待されています。

もちろん、V2VやV2Iシステムの搭載が義務付けられると、そのコストは自動車の消費者に転嫁されますが、装備としては1つか2つの無線機器なので、試算では1台あたり250ドルから350ドル程度だろうということです。

このV2V、V2Iは運転者はもちろん、「自動車」が相互にお互いの存在を認識するということがポイントです。危険を認識した自動車が運転手に警告を出したり、自動的にブレーキをかけることにより、交通事故が減少するというわけです。

日本で販売されている自動車の安全機能は年々充実していますが、こうした装備の充実は義務づけられてはいません。しかし、世界で2番目の自動車市場であるアメリカで義務化されるとなれば、さらに安全機能の充実したクルマや、優秀な自動運転車が開発、販売されそうですね。

一方で、自動車の走行に関するデータが、他のクルマや交通インフラに自動的に収集される社会になるので、プライバシーの保護やハッキングといったことも気になります。

出典:http://jalopnik.com/the-feds-want-all-new-cars-to-talk-to-each-other-by-202-1790059357

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