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2017-01-12

米の調査でドライバーの約60%がEVについてよく知らないと回答

連日、DriversではEV(電気自動車)、自動運転車の技術の進歩について報じていますが、まだまだ普及するのには時間がかかりそうです。

Altman Vilandrie&Co.がアメリカで2016年7月に2,500人以上のドライバーと、20人以上の専門家に対して行った調査によると、回答者の約60%がEVについてよく知らないと回答し、80%の人が一度もEVを運転したことがないし、乗ったこともないと回答しました。なぜ、このような結果になったのでしょうか?

なぜ、EVが普及しないのか?

EV車であるシボレー「ボルト」
EV車であるシボレー「ボルト」

排ガス規制が厳しいアメリカなのに、なぜ、EVが普及しないのでしょうか?この調査ではEVが普及しない原因を主に3つあげています。

それは、充電ステーションの数が少ないこと(85%)、車両の価格が高いこと(83%)、充電時間にどのくらいの時間がかかるかわからないないこと(74%)です。
※()内は回答者の割合

なぜ、EVを利用しないのかという質問に対して、上記の回答をしたドライバーが7〜8割以上いました。多くの人が価格や充電に関する不満を持っていることが分かりますね。その他にも航続距離に不安を持つドライバーも多いです。通勤時間が3時間以上かかる人の87%、通勤時間が1時間未満の人でも72%が、EVを購入しない理由に航続距離をあげています。

実際に乗っている人の評価は?

ここまでEVに乗らない理由についてご紹介いたしましたが、現在乗っている人の感想はどうなのでしょうか?この調査では、回答者の3%は現在EVを所有していると回答し、10%がEVを次に乗る車として検討していると回答しています。

また、EVに乗ったことがあると回答した内の60%が「(運転を)楽しんだ」と回答しており、8%が楽しんでいないという回答をしました。EVを実際に体験した人はその走りに満足しているようですね。

このような回答からこの調査を企画したMoe Kelleyは「EVはまだまだ普及していないが、市場には潜在的なニーズがある」と回答しています。

EV普及の切り札は低価格モデル!?

テスラ「モデル3」
テスラ「モデル3」

Moe Kelleyは次のようなコメントも残しています。
「自動車業界はEVの低価格なモデルを提供し、同時にEVの試乗の機会をもっと増やすべきだ。そうすればEVの普及率は上がる」

Altman Vilandrie&Co.は今回の調査データから35,000ドル(約407万円)の価格ならEV市場が大幅に拡大していくことを発見しました。2017年にはちょうど35,000ドルのEV、テスラ「モデル3」がアメリカで発売されます。

テスラは「モデル3」が215マイル(約345km)以上の航続距離を持つことをすでに保証しています。これから航続距離がまだまだ伸びていくそうです。テスラ「モデル3」だけでなく、他のメーカーからもぞくぞくと低価格モデルが登場してくるといいですね。

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