シボレーがレゴでできた実寸大バットモービルを公開!
1月9日からデトロイドで開催されている「北米国際自動車ショー2017」1月14日には一般公開もされました。一般公開日初日に目を引いたのはレゴで出来た実寸大バットモービルです。全長204インチ(約5m)、全高83インチ(約2m)、全幅111インチ(約3m)もあります。展示したのはアメリカの自動車ブランド「シボレー」。でもなぜ、レゴのバットモービルを展示したのでしょうか?
実は映画のPR!
実はこれ、アメリカで2月10日に公開される映画「The Lego Batman Movie」のプロモーション。レゴとNPO法人FIRSTが主催する国際的なロボット競技団体「FIRST LEGO LEAGUE」の全面協力の元、作られました。
この一台になんと全17色、34万4,187個のレゴが使われています。設計するのには、222時間、組み立てには1,833時間もかかったそうです。タイヤの凹凸、天井の黄色いコウモリ、細かい赤い配色、ホイールのコウモリ柄など細部までこだわり抜かれていますよね。
実はシボレーは実際に走るバットモービルの制作にも携わっていたこともあります。1989年に公開された映画「バットマン」のバットモービルはシボレーのV8エンジンと「インパラ」のシャーシが採用されていました。
米国シボレーで、マーケティングを担当しているポール・エドワーズ氏は今回のレゴについて「ワーナー・ブラザーズとレゴのバットモービルを制作することはスリリングな体験だった」と語っています。また、「LEGO Batman Movieで表現されているイマジネーション、家族、コミュニティのようなテーマは、シボレーのブランドイメージに合っており、パートナーとして協力し合う価値がある」とのコメントも残しています。
今回のレゴは、本来、車が持っているカッコよさや、ロマンを感じさせてくれました。最新技術や走行性能に注目が集まるモーターショーですが、こうした遊び心あふれる展示もあるといいですよね。
出典:
http://www.motortrend.com/news/chevrolet-introduces-life-sized-lego-batmobile-detroit-auto-show/