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2016-07-26

スイフトとスイフトスポーツ、似てはいるけど、その大きな違いとは。

スイフトはスズキのハッチバックのコンパクトカーで、発売当初は低価格のコンパクトカーということを訴求して2000年に発売が開始されたクルマです。

現在のモデルは3代目ですが、低価格ということに加えて、低燃費と高い環境性能で人気のクルマとなっています。

スイフトの派生車種がスイフトスポーツで、2003年に発売が開始されました。

日本だけでなく、海外のレースにも出走しています。

レースでも使われるというだけではなく、スイフトとスイフトスポーツは外観こそ似ているものの、その特徴は大きく異なるクルマです。

どのように違うのでしょうか。ご紹介していきたいと思います。

エコドライブを追求した、スイフトのデュアルジェットエンジン

デュアルジェットエンジン
デュアルジェットエンジン

スイフトはコンパクトカーながら、最大出力67kw、最大トルク118Nmという力強さと、26.4km/lという非常に高い燃費性能を誇ります。

これは、スイフトのエンジンが熱効率を高めることを徹底的に追求したデュアルジェットエンジンというエンジンのためです。

エンジンは、シリンダー内のピストンが上下に運動することで、走行エネルギーを生み出し、車が走行するためのエネルギーを生み出します。

エンジンの仕組みを簡単に説明しますと、ピストンが縮み、シリンダー内の容積が最小になったときと、ピストンが伸びてシリンダー内の容積が最大になったときの比率(圧縮比)が大きいほど大きなエネルギーが生まれますが、一方で無理に圧縮比を高めると、異常燃焼によるエンジン破損という危険性もでてきます。

スズキのデュアルジェットエンジンは異常燃焼が起こる危険性を抑えた一方で圧縮比を高めて熱効率を高め、これにより低燃費と走行性能を高めることを実現しました。

また、スズキ独自のハイブリッド技術、エネチャージもスイフトには実装されています。

エネチャージは、走行中に減速したときのエネルギーを活用して発電し、そのとき作られた電気をリチウムイオンバッテリーに蓄電しておき、必用に応じてその電力が電装品で利用される仕組みです。

このおかげで発電のために利用されるエンジンのエネルギーの節約を実現しています。

スイフトスポーツの走行性能

スイフトスポーツの6速MT
スイフトスポーツの6速MT

スイフトが燃費の良さとエコドライブを追求した自動車であるのに対し、スイフトスポーツは、スポーツカーですので、走りにこだわったクルマです。

スイフトスポーツの走行性能は、最高出力が100kw、最大トルクが160Nmという力強さを誇る一方で、燃費は14.8km/lです。

そして、この高い出力のエンジン性能を活かすために装備されたのが、6速マニュアルトランスミッションとスポーツスイフト専用に設計された7速マニュアルモード付CVTです。

その他にも空力抵抗を減らすボディ構造やサスペンションなど足回りの部品はスイフトスポーツ専用に設計されたものとなっており、「人車一体」とスズキが表現する、クルマを意のままに操れる感覚を楽しめるクルマとなっています。

スイフトとスイフトスポーツの外観と装備

スイフト
スイフト
スイフトスポーツ
スイフトスポーツ
出典 : autoprove.net

スイフトのボディカラーは赤、青、ホワイト、そしてシルバーの4色から選べます。
一方、スイフトスポーツは黄色かシルバーの2色となっています。

どちらも、ハッチバックのコンパクトカーでよく似た外観となっています。

エコドライブを楽しめることがスイフトの特徴ですので、エコドライブを支援する装備が充実しています。

運転席にはスイフト専用に作られたメーターが実装されており、走行中に現在の平均燃費が一目でわかったり、燃費効率の良し悪しがわかるようになっています。

それに対してスイフトスポーツは走りを楽しむスポーツカーですので、インテリアはシンプルな作りとなっています。

スイフトとスイフトスポーツの安全装備

スイフトとスイフトスポーツの主要な安全装備は2つあり、ひとつは車両走行安定補助システム(ESP)です。

これはさまざまなセンサーにより、走行状態を監視し、状況に応じて車載コンピューターがエンジンやブレーキを制御し、走行の安定性を確保する仕組みです。これにより、例えば、カーブでの横滑りを防ぎます。

もうひとつは、衝撃を吸収するボディのTECTです。万一衝突してしまっても、その衝撃を効率よく吸収、分散します。

スイフトには、エアバッグは運転席前面だけではなく、後部座席の側面にも配置されており、側面での衝突事故にも備えていますが、スイフトスポーツには運転席にしか装備されていません。

まとめ

スイフト、スイフトスポーツともハッチバックのコンパクトカーで、価格帯はそれぞれ130万円~190万円、170万円~190万円と手ごろな価格です。

スイフトは程よい走行性能と、非常に高い燃費性能がセールスポイントで、スイフトスポーツはコンパクトカーでありながら本格的なスポーツカーとしての走行が、低価格で楽しめるということを売りにしたクルマとなっています。

コンパクトカーは他の自動車メーカーからも多くの自動車が発売されており、目移りするところですが、スポーツカー並みの走行性能をコンパクトカーで楽しみたい。という方にはスイフトスポーツは、最初に検討すべき一台と言えます。

スイフトの中古車 
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