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2016-07-29

高級クロスオーバーSUVの草分け。トヨタ・ハリアー

トヨタ・ハリアーは1997年に初代モデルが発売された、高級クロスオーバーSUVというジャンルの初めてのクルマです。発売時の売りは「高級セダンの乗り心地を兼ね備えたSUV」という触れ込みでした。

ハリアーは一定の成功をおさめ、そのため、国内外の自動車メーカーも追随することになりました。

それでは、ハリアーについてくわしくご紹介していきます。

そもそもクロスオーバーSUVとは?

ハリアーが登場するまでは、SUV(スポーツユーティリティビークル)は、フレーム構造(エンジンやトランスミッションといった走行に関する部品を搭載するフレームに別途ボディをのせる構造)のみでしたが、ハリアーは、フレームのないモノコック構造です。

そして、このモノコック構造のSUVをクロスオーバーSUVといいます。

SUVは、もともと悪路やオフロードを走ることを想定して作られたクルマで、そのため頑強なボディや足回りにするためには、フレーム型であることが当然でした。

フレーム型SUVのフレーム
フレーム型SUVのフレーム

ところが、オフロードや道路事情の悪いところはどんどん減ってきている一方で、その外見上のかっこよさや車高の高いクルマに街中でも乗りたいというニーズにこたえたのが、クロスオーバー型のSUVと言えるでしょう。

モノコック構造のクロスオーバーSUVは、フレーム型のSUVと比較すると、オフロードでの走行性では劣るものの、舗装された道路ではフレーム型SUVよりも走行性ですぐれ、そして燃費も優れているというメリットがあります。

モノコック構造
モノコック構造
出典 : autoprove.net

ハリアーの走行性能と燃費

ハリアーのハイブリッドエンジン
ハリアーのハイブリッドエンジン
出典 : www.ftpi.net

最新のハリアーは、ハイブリッドエンジンを搭載しております。

その走行性能は、最大出力が112Kw、最大トルク206Nm、そして燃費は21.4km/lとなっております。

この走行性能、燃費性能について競合する各社のクロスオーバー型SUVと比較してみます。

日産エクストレイル(ハイブリッド):
最大出力108Kw、最大トルク207Nm、燃費:20.0km/l

マツダCX-5            :
最大出力129Kw、最大トルク420Nm、燃費:18Km/l

スバル・フォレスター       :
最大出力109Kw、最大トルク196Nm、燃費:16km/l

マツダCX-5の走行性能の高さは目立ちますが、他のクロスオーバーSUVとはおおむね同様の走行性能となっており、一方で燃費については優れた燃費性能を見せています。

ハリアーの外観、インテリア

ハリアーの外観
ハリアーの外観

ハリアーはSUVらしく、広い室内でゆったりと座れます。

室内空間は、室内長1965mm、室内幅1480mm、そして室内の高さは1220mmとなっています。

シートは本革か合成皮革から選択でき、後部座席はクッション座面の角度の工夫により広々とした足元となっています。「SUVで高級セダンの乗り心地」というのがハリアーのセールスポイントです。快適な乗り心地であることにこだわりが感じられます。

ハリアーのシート
ハリアーのシート

SUVというと、遠くへのドライブやゴルフといった用途に使われることが多いですが、それに欠かせないのがラゲッジスペースですね。ハリアーのラゲッジスペースには4つのゴルフバッグを積むことができ、デッキボード下に収納があります。

ラゲッジルーム
ラゲッジルーム
出典 : n-p.blog.jp

バックドアはパワーバックドアです。開閉が楽ですね。停止位置メモリー機能つきなので、天井の低い駐車場や背の低い方でも安心して開閉することができます。

ハリアーの特徴ある装備としては、オプションですが、電動で開閉する天窓があり、開放感のあるドライブが楽しめます。

サンルーフ
サンルーフ

ハリアーの安全装備

ハリアーは自動車アセスメントにおいて、最高ランクのASV+を獲得しており、充実した予防安全装備を備えています。

いくつか特色ある装備をご紹介していきますと、

1つ目は、プリクラッシュセーフティシステムです。先行車や障害物をミリ波レーダーで検出し、衝突する可能性が高いとクルマが判断したときに警報で運転者に注意を促し、また、ブレーキも自動的に制御することで衝突回避を支援します。

2つ目は、レーンディパーチャーアラートです。道路上の白線や黄線をカメラで認識し、ウインカーを出さずに車線を飛び出そうとすると警報とディスプレイで運転手に警告するとともに、ステアリングが制御されて逸脱を回避します。

そして3つ目がインテリジェントクリアランスソナーです。これはアクセルの踏み間違いで起こる衝突を回避するものです。

まとめ

高級クロスオーバーSUVというジャンルを切り開いたハリアーですが、現在は各自動車メーカーがこのジャンルに参入し、スズキのハスラーのように軽自動車のクロスオーバーSUVまであります。

選択肢が増えたことで目移りもしてしまいますが、街乗り用に乗り心地で選ぶ。という方には、燃費もいいことですし、ハリアーはおすすめの一台です。

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