toggle
2016-08-02

2016年秋リリース予定のiOS10が、アップルの自動車用OS「CarPlay(カープレイ)」にもたらす新機能とは

2016年6月に、アップルは開発者向けのイベント「WWDC2016」を開催し、iPhoneやiPadのOS、iOSの新バージョンiOS10を発表しました。2016年秋リリース予定です。

iPhone6が発売されたのが2014年ですから、今まで2年に一度、新型iPhoneが出てきたことを考えると、今年の秋にはiOS10が搭載されたiPhone7が発売されるかもしれませんね。

WWDCで行われたiOS10についてのプレゼンテーション

さて、このiOS10は過去最高のアップデートとアップルはうたっており、その新機能が注目されますが、アップルの自動車用OS、CarPlay(カープレイ)も、iOS10により機能が強化されるとのことです。

今回の記事はそれについてご紹介します。

そもそもCarPlay(カープレイ)って?

2014年にアップルから発表されたシステムで、自動車にUSBでiPhoneを接続し、カーナビのように運転席にあるパネルで、iPhoneアプリの地図、音楽、動画、メッセージを操作できるというものです。

車内のコントローラーや秘書アプリのSiriで操作できます。

今後は、カーナビの進化版にとどまるのではなく、将来はクルマのOSとして機能し、地図やナビのほかに、ネットを通して走行中に周辺のレストランのレビューを見たり、エアコンの制御などを実現することが期待されています。

iPhoneのアプリのように、Carplayのアプリも多くのIT開発会社から提供されていきますので、どんどん便利なアプリが追加されることが予測されています。

Carplayを導入する予定のある自動車メーカーとしては、日本ではホンダと三菱、その他主要なメーカーではメルセデス・ベンツ、アウディ、ボルボといった会社があげられます。

Carplay(カープレイ)を搭載したメルセデス・ベンツ

CarPlay(カープレイ)を搭載したボルボ

iOS10でCarPlayはどのように強化されるのか❓

2014年に発表されたCarPlayでは、iPhoneの地図は利用できたものの、カーナビのような音声によるナビゲーションは実現していませんでした。

しかし、今回のiOS10アップデートにより、音声と画面でのナビゲーションが実現します。それだけでなく、

・走行中のルート沿いにあるランドマークをナビゲーションする機能
・行き先の渋滞状況を予測し、新しく望ましいルートを指示する機能
・走行中の周辺の地図を拡大したり、縮小したりして、周囲の地理を詳細に確認する機能

といった機能が追加されることになります。

また、iPhoneアプリに、どこに駐車したか地図上に記録するというアプリが開発会社から提供されています。

これまで大きな駐車場に車を駐車したとき、どこに駐車したかなと戻ってくるとき探し回った経験をしたことがある方は少なくないと思いますが、このアプリを使えば、地図上に記録できますので、迷うことがなくなるというわけです。

このアプリもCarPlay上で操作できますので、駐車したときに、運転席にあるタッチパネルを操作することで、ワンタッチでどこに駐車したか記録してiPhoneに連携します。

これは便利そうですね。

また、アプリ開発会社に、iPhoneの音声操作機能であるSiriによる開発仕様を公開したため、Siriによる操作ができるアプリが今後増えていくと予測されます。

自動車用OSは、アップルだけでなく、グーグルも開発しています。

両社はPCやスマートフォン、タブレットといったデバイスをめぐって主導権を争ってきましたが、今後は自動車がその舞台となりそうですね。

出典:
http://www.autoexpress.co.uk/car-news/90250/apple-carplay-review-and-everything-you-need-to-know

http://www.theverge.com/tech/2016/6/16/11955210/apple-carplay-updates-ios-10-wwdc-parked-car

関連記事